台湾の医療チャーター便、成都入り

Record China    2007年4月3日(火) 18時23分

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2007年4月2日未明、台湾の医療チャーター便が初めて成都入りした。市内で入院中の台湾人技術者を緊急搬送。

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2007年4月2日未明、台湾の復興航空の緊急医療チャーター便が成都双流国際空港に着陸した。台湾からの緊急医療チャーター便が成都入りしたのは初めてのことだ。患者は成都市内の病院に入院していた台湾人の湯明能(タン・ミンヌン)さん28歳。容態が悪化したため、家族の同意のもと、台湾で手術を受けることを決め、チャーター便申請を出していた。

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技術指導のため同市に来ていた湯さんは3月28日、マルファン症候群を発症し、入院した。血管の内膜に破裂が見られ、外膜が破裂すると大出血につながる危険な症状だったため、24時間体制で治療に当たってきた。

29日に国務院台湾事務便公室と国際SOS救援センターなどの協力により短時間でチャーター便運航の申請が認められた。4月1日には専門の医療チームも別途成都入りし、患者の搬送に備えた。迎えに来たA320型旅客機には医師2名が乗り込み、患者を受け入れ、到着から1時間足らずで台湾へ向けて飛び立った。(翻訳編集・WF)

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