Record China 2019年4月10日(水) 7時40分
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9日、参考消息は、「5Gで『世界初』を奪った韓国、背後にファーウェイの影」と題する記事を掲載した。写真は韓国。
2019年4月9日、参考消息は、「5Gで『世界初』を奪った韓国、背後にファーウェイの影」と題する記事を掲載した。
韓国では3日午後11時、通信大手3社がスマートフォン向け5Gサービスを前倒しで開始した。対象は一部の芸能人だけだが、米ベライゾンのサービス開始より2時間早い。記事は「中国を含む多くの国・地域で5G応用技術は成熟。5G普及が時間の問題だということは暗黙の了解だが、『世界初』をめぐる米韓の争奪戦はやはり全世界の注目を浴びた」と指摘し、「この『ショー』の結果がどうであれ、背後には中国企業の影が見えるようだ」として、「韓国の『世界初』奪取は華為技術(ファーウェイ)のサポートと切り離せない」と述べる香港紙サウスチャイナ・モーニングポスト(SCMP)の記事を紹介した。
SCMPは5日付の記事で、韓国の通信大手3社の一角を占めるLGユープラスが5Gネットワークにファーウェイの基地局などを採用したことを伝え、さらに両社のパートナー関係が延長され、LGユープラスの4Gネットワークとの互換性が確保されることなどに言及。同紙は「5Gプロジェクトで、韓国はファーウェイ排除という米国の警告を聞き入れなかった。韓国のこの戦略こそが『世界初』をもたらしたのだ」とも説明したという。
参考消息はまた、ベライゾンについても「5G端末となるのは、14年にレノボ傘下に入ったモトローラの製品だ」と指摘している。(翻訳・編集/野谷)
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