Record China 2019年4月11日(木) 0時30分
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8日、中国国防報は、韓国空軍におけるF-35A戦闘機が東アジアの空中戦力構図に変化をもたらす可能性があると報じた。写真はF-35A。
2019年4月8日、中国国防報は、韓国空軍におけるF-35A戦闘機が東アジアの空中戦力構図に変化をもたらす可能性があると報じた。
記事は、先日、韓国初のステルス戦闘機となるF-35A戦闘機2機が清州空軍基地に到着し、就役したことを紹介。同機の配備がマイルストーン的な意味を持つとする韓国メディアの報道を取り上げ、韓国軍が米国の指導のもとでF-35Aの集中訓練を実施し、2カ月以内に作戦能力を身に付ける計画であること、以後毎月1機のペースで同機を導入して年内に10機を揃える目標であることを伝えた。
その上で、「韓国のF-35A配備に伴い、米国やその同盟国が東アジア地域において多拠点支援の体制をすでに整えている」とし、「韓国のF-35Aに最新のソフトウェアを導入することで米韓の合同軍事行動能力が高まり、両国の同盟関係が緊密なものになる」とした。
また、「韓国は同時に国産のKF-X戦闘機の開発を進めており、F-35AとKF-Xの二段構えの体制を構築しようとしている」と説明。さらに、韓国にとってF-35Aの導入は日本などの周辺国に先進戦闘機配備のうえで後れを取らないようにすると同時に、米国に支払う高価な代金が米国による「保護費」の代わりになっていると解説した。
記事は、「東アジアにおいて米国が『盟主主導』から同盟国同士で歩調を合わせる行動様式へと変え、同盟国にリスクとコストを分担させている」と指摘。日本でも三沢基地にF-35Aが10機、岩国基地にF-35Bが16機配備され、沖縄の米軍も定期的にF-35Aを配する動きを見せていると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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