日中韓のバッテリーメーカー、中国で激烈な競争―米華字メディア

Record China    2019年4月10日(水) 9時40分

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7日、米華字メディア・多維新聞は、「日中韓のバッテリーメーカーが中国で激烈な競争を繰り広げる」と指摘する記事を掲載した。写真はバッテリーメーカー。

2019年4月7日、米華字メディア・多維新聞は、「日中韓のバッテリーメーカーが中国で激烈な競争を繰り広げる」と指摘する記事を掲載した。

記事は中国・経済観察報の記事を引用し、「バッテリーの『ホワイトリスト(優秀認定メーカーリスト)』解禁に伴い、日韓メーカーが中国での競争に戻って来た。顧客ターゲットは中国本土の自動車メーカーにとどまらない」と説明。日韓が外資や合弁メーカーにも照準を合わせていることを伝えた。

記事によると、フォルクスワーゲン、ゼネラルモーターズ、BMW、アウディ、ダイムラーのバッテリーサプライヤーには韓国系企業が1社以上含まれており、韓国3大メーカー(LG化学、サムスンSDI、SKイノベーション)の18年の新規受注は欧米の自動車メーカーを中心に110兆ウォン(約11兆円)に達したそうだ。

記事は「寧徳時代BYD比亜迪)をはじめとする中国バッテリーメーカーは日韓との競争に際し、シェアを握ろうと歩調を速めている」とし、寧徳時代が国内外の約20社と長期的な戦略協力で合意していることや、BYDが生産能力の拡充を進めていることに言及した。(翻訳・編集/野谷

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