韓国で日本大使館の建築許可が取り消しに、慰安婦像が影響?=韓国ネットが焦り

Record China    2019年4月10日(水) 15時10分

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10日、韓国・BBSNEWSは「ソウル鍾路区が駐韓日本大使館の新築建物に対する建築許可を取り消した」と伝えた。写真はソウル日本大使館前の慰安婦像。

2019年4月10日、韓国・BBSNEWSは「ソウル鍾路区が駐韓日本大使館の新築建物に対する建築許可を取り消した」と伝えた。

記事によると、日本大使館の新築工事について、鍾路区は4年前に建築許可を出していた。しかし先月4日にこれを取り消したという。

同区関係者は「2月末の事前面談で日本大使館側が本国の事情により着工ができないため建築許可の取り消しを受け入れると話した。そのため規則通り許可を取り消した」と説明した。同区はこれまで数回にわたり工事を始めるよう要請してきたが、大使館側はいかなる反応も示さなかったという。

この背景をめぐり、韓国では「大使館の敷地の前に日本軍慰安婦を象徴する平和の少女像が設置されており、毎週水曜日に慰安婦問題解決を求めるデモが開かれていることが関係している」との分析が出ているという。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「いくら日韓関係が感情的に悪化しているとはいえ外交は大事。日本大使館がないのはまずいのでは?」「文政権は反日感情を利用して北朝鮮に対する反感を和らげようとしている。それが外交惨事につながったんだ」「何にでも程度というものがある。韓国は昔のことを引きずり過ぎ。未来の関係にも目を向けよう」「今の政権が最もよく利用するのが反米、反日。輸出で暮らす国がそんな強大国を敵に回していいのか?」など懸念の声が上がっている。

また慰安婦像についても「私は親日じゃないけど、それでも慰安婦像は撤去するべきだと思う」「正直、慰安婦像を誇らしげに建てる国は世界中で韓国だけ」との声が寄せられている。

一方で「慰安婦像を嫌がるのは後ろめたい気持ちがあるからでは?」「韓国の税金が使われるわけじゃない。建てようが建てまいが好きにすればいい」との声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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