Record China 2019年4月12日(金) 22時0分
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12日、韓国・ニューシスによると、釜山市民社会団体と東区庁が徴用工像を日本総領事館近くのサムジ公園に設置することで合意したが、釜山市は設置を認めない立場を示している。写真は釜山にある日本像領事館前の慰安婦像。
2019年4月12日、韓国・ニューシスによると、釜山市民社会団体と東区庁が徴用工像を日本総領事館近くのサムジ公園に設置することで合意したが、釜山市は設置を認めない立場を示している。
記事によると、設置に反対する理由として釜山市は「現在の法律では不法造形物にあたるため」と説明し、「設置の趣旨は十分理解できるが、法的・行政的規則を守らなければならない市の立場も理解してほしい」と訴えたという。
建立委員会は3月1日に徴用工像を釜山東区の日本総領事館近くにある鄭撥(チョンバル)将軍像前に臨時設置したが、釜山市は日韓の外交関係の敏感性と造形物設置関連の法的・行政的規則、市民の空間に対する特定用途使用の適合性などを考慮し、南区の日帝強制動員歴史館や釜山駅広場など別の場所に設置するよう求めた。これを受け、建立委員会は11日に東区庁と協議し、徴用工像を14日にサムジ公園に臨時設置することにしたと発表していた。また、建立委員会は14日に鄭撥将軍像の前で集会を開き、サムジ公園と日本大使館前の慰安婦少女像一帯を「抗日街道」と命名し、日本の戦争犯罪への謝罪と賠償、親日積弊清算への新たな戦いを宣言する計画という。
これに韓国のネットユーザーからは「やっぱり釜山市には親日精神が根付いている」「釜山市民として恥ずかしい。すぐに設置を許可してほしい」「民族の苦痛を表現した像を設置するのに駄目なの?法律のために難しいなら法律を変えるべきでは?法律のせいで私たちの苦しみを表現することもできないなんておかしい」「韓国国民より日本の気持ちが大切なの?」と釜山市の立場に否定的な声が上がっている。
一方で「なぜそこに設置する?像の意味をよく考えて設置場所を決めてほしい」「また像を設置?釜山市民はそんなに暇なの?」との声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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