中国両会、ネットユーザーの提案160件が盛り込まれる―中国メディア

Record China    2013年3月14日(木) 9時22分

拡大

13日、中国・北京市で開会中の「両会」に参加している政協委員らの手には、提案注意事項や参考題目以外に、「E提案」と題する小冊子がある。E提案にはネットユーザーらの提案が記されている。写真は今月10日人民大会堂で行われた第12期全国政協第1回会議。

(1 / 2 枚)

2013年3月13日、中国・北京市で開会中の「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)に参加している、政協委員らの手には、提案注意事項や参考題目以外に、「人民網E政広場『E提案』」と題する小冊子がある。E提案とはネットユーザーらが高い関心を示している話題で、政治や民生、経済など多岐にわたるネットユーザーの提案が記されている。両会に「E提案」が持ち込まれたのはこれで3回目だ。人民日報が報じた。

その他の写真

「E政広場」とは、ネット上でネットユーザーが「仮想委員」として、政府に政策を提案したり現状を訴えたりできるプラットフォーム。これまでに、各種「E提案」が4万件近く集まっている。2011年には「E政広場」に寄せられた「E提案」30件が全国政協弁公庁によって採用され、12年にはその数が134件にまで増加した。今年はさらに、160件にまで増加している。

さらに、これまでに800件近くの「E提案」が、関連の部門から回答、説明を受けたというデータもある。このほか、今年は70件の「E提案」が全国政協提案委員会によって「全国政協委員インターネットプラットフォーム」に盛り込まれた。今回の第12期全国政協第1回会議提案グループの劉暁氷(リウ・シャオビン)副グループ長は取材に対して、「電子化により、委員は民意を一層理解しやすくなり、『E提案』は国民の支持と注目を得ている」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携