2013年3月13日、南方都市報によると、中国・広東省東莞市厚街村で12日、75歳の男性が自転車で転倒し、誰にも助けられず40分ほど道端に倒れ込んでいた。

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男性は当日、息子の果樹園に行き、ライチの育ち具合を確認した。その帰り、道の曲がり角で転倒し、自転車の下敷きになった。男性は起き上がろうとしたが、自転車と服が絡みついたようで、自力で起き上がることはできなかった。仕方なく、誰かに助けてもらうまで待つことにしたが、目の前を行きかう車は一向に停まる気配はなく、男性はこのまま死んでしまうのかと絶望の念がこみ上げたという。

その後、偶然にも男性と同じ村に住む人が通りかかり、男性はようやく救われた。そして10数分後に男性の息子が現場に着き、男性を病院に連れて行った。病院の検査によると、男性は肩の骨が折れ、顔面の皮膚移植が必要なほどの大けがを負った。（翻訳・編集/内山）