ウイグル自治区での襲撃事件、死者5人に=動機の発端は家族との不仲―中国

Record China    2013年3月15日(金) 10時0分

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14日、中国・新疆ウイグル自治区の公安部門によると、同自治区コルラ市で今月7日に起きた襲撃事件で、治療のかいなく1人が死亡し、死者が5人に増えた。そして、14日に事件は解決したと発表した。写真は新疆の辺境をパトロールする公安職員。

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2013年3月14日、中国・新疆ウイグル自治区の公安部門によると、同自治区コルラ市で今月7日に起きた襲撃事件で、治療のかいなく1人が死亡し、死者が5人に増えた。そして、14日に事件は解決したと発表した。天山ネットが伝えた。

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今月7日午後3時ごろ(現地時間)、コルラ市のスーパーの周辺で襲撃事件が発生。同事件は今月8日、北京市で開催中の全国人民代表大会に参加していた新疆ウイグル自治区政府の報道官が明らかにした。インターネットや海外メディアでは、この襲撃事件が漢民族を狙ったものではないかとの憶測が広まり、米政府系放送局ラジオ自由アジアは、「コルラ市でウイグル族による漢民族の襲撃事件が起き、市全域に厳戒態勢が敷かれている」と報じた。

事件当時、犯人は刃物で襲い、4人が亡くなっていた。死亡した人は1人の回族を除き4人が漢民族。

当局の調べによると、犯人はウイグル族の27歳の男。農業を営んでいるが、ばくちが趣味で家族と関係がうまくいっていなかったという。また、過去に3度、刃物による傷害事件を起こしている。事件が発生する前、男は家族と口論になり、社会に対して報復心が芽生え、今回の悪質な事件を起こしたという。このほか、同事件が漢民族を狙ったものかどうかは詳しく伝えられていない。(翻訳・編集/内山)

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