昏睡から奇跡の回復―重慶市

Record China    2007年4月4日(水) 18時57分

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2007年4月3日、夫の介護中の重慶市に住む頼さんに、疲れも吹き飛ぶうれしい出来事が起きた。頭部の損傷で入院中の夫が初めて声を出して自分の名を呼んでくれたからだ。

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2007年4月3日、重慶市に住む頼(ライ)さんに、介護疲れも吹き飛ぶようなうれしい出来事が起きた。頭部の損傷により入院中の夫、彭(ポン)さんが初めて声を出して自分の名を呼んでくれたからだ。

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彭さんは昨年11月、出張先で事故に遭い、病院に運び込まれた。頭部損傷により意識もなく、頼さんが駆けつけた時、医師からはこのまま植物人間になる可能性もあるので覚悟しておくようにと宣告された。気丈な頼さんは回復を信じ、自分で介護メニューを作成、こまめに体を動かし、常に語り続けるか耳元でラジオを聞かせた。

献身的介護の甲斐あって、彭さんの体が少しずつ動き始めた。3月にはティッシュペーパーを取り、口をぬぐえるようになり、手を借りればどうにか自分で一歩踏み出せるようにもなった。担当医師もこの回復ぶりに目を見張り、手厚い介護の結果だと話す。もともと頼さんには甲状腺の病気があり、疲れやすく、家事すべてが彭さんの担当だったが、周囲も驚く頑張りで今日も夫を支え続ける。愛は強し。(翻訳編集・WF)

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