解放軍少将、領土問題で現状変化を求めているのは「中国ではない」と主張―中国メディア

Record China    2013年3月17日(日) 12時59分

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15日、中国人民解放軍の朱成虎少将は、南シナ海や尖閣諸島をめぐる領有権問題について、「現状変化を求めているのは中国ではない」と発言。写真は中国海軍の東海艦隊。

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2013年3月15日、米ニューヨークで開催されている南シナ海問題の国際シンポジウムで、中国国防大学教授の朱成虎(ジュウ・チョンホー)人民解放軍少将は、「南シナ海や尖閣諸島問題で現状変化を求めているのは中国ではない」と主張した。環球網の報道。

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朱少将は「南シナ海問題が紛争の焦点になることを中国は望んでいない。60年代以前には、今日のように主権を争うようなことはなかった」と発言。さらに「米国が掲げる『自由航行権』の問題だが、中国はこれまで米船舶の正当な航行権益を脅かしたことはない」と語った。

クリストファー・ヒル前米国務次官補は「南シナ海問題はとても敏感な問題。関係各国は柔軟な姿勢で対応し、平和的手段で解決することを望む」と発言。「米国が領有権問題に介入することはない」という、これまでの姿勢を崩すことはなかった。

2日間の日程で開催された今回のシンポジウムは、ニューヨークの研究・広報機関、アジア・ソサエティーとシンガポール国立大学リー・クアンユー公共政策学院の共同主催。中国、米国、シンガポール、ベトナムなど東南アジア各国の南シナ海問題の専門家が参加した。(翻訳・編集/本郷)

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