中国新指導部、日本を10年“封じ込め”か=祝電から見える外交方針―米華字メディア

Record China    2013年3月19日(火) 6時22分

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18日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、中国外相に元駐日大使で知日派の王毅(ワン・イー)氏が選出されたことについて「祝電の扱いから新指導部の方針が見える。今後10年は日本を“封じ込める”狙いだ」と分析した。写真は王外相。

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2013年3月18日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)がこのほど承認した国務院(政府)の閣僚人事で、外相に元駐日大使で知日派の王毅(ワン・イー)氏が選出され、新たな外交体制が始動したことについて「祝電の扱いから新指導部の方針が見える。今後10年は日本を“封じ込める”狙いだ」と分析した。以下はその概要。

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新体制の外交チームは、王氏が外相に選出され、楊傑チ(ヤン・ジエチー)氏が外相から国務委員(副首相級)に昇格した。両者の人事には、習近平(シー・ジンピン)国家主席、李克強(リー・カーチアン)首相による新指導部が今後10年の戦略として、米国との安定、日本の封じ込めを目指していることを示す。

全人代期間中、王外相、楊国務委員とも周辺国との関係の重要性を強調。習主席は就任後、オバマ米大統領、プーチン露首相らとは電話会談したものの、日本に対しては何の“善意”も見せなかった。安倍晋三首相は習主席、李首相の就任に合わせて祝電を打ったものの、インターネットの中国政府サイトに全文は掲載されずじまい。祝電リストも最後に付け加えただけだった。逆に安倍首相の就任時も、当時の指導部から祝電は打たれなかった。これらの対応から、中国が日本を自国の発展を阻む“最後のトゲ”として、今後10年は封じ込めに出る姿勢であることが伺える。(翻訳・編集/AA)

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