<尖閣問題>台湾の民間団体漁船、17日夜に接続水域侵入―台湾メディア

Record China    2013年3月21日(木) 5時30分

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20日、尖閣諸島の領有権を主張する台湾の民間団体「中華保釣協会」は、所属する漁船団が同17日夜、台湾当局の目をかいくぐり、尖閣の接続水域を航行した後、台湾に戻っていたことを明らかにした。写真は尖閣の領有権を主張する台湾漁船。

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2013年3月20日、台湾メディアによると、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する台湾の民間団体「中華保釣(尖閣防衛)協会」は、所属する漁船団が同17日夜、台湾当局の目をかいくぐり、尖閣の接続水域を航行した後、台湾に戻っていたことを明らかにした。中国新聞社(電子版)が伝えた。

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同協会の黄定為(フアン・ディンウェイ)秘書長が同19日説明したところによると、漁船団は17日夜、尖閣諸島の接続水域にすきを突いて侵入。日本の海上保安庁の巡視船に追尾させたという。侵入の目的は“敵情視察”で、日本側にプレッシャーをかけることだと説明。台湾の馬英九(マー・インジウ)政権が尖閣問題をめぐり、日本と水面下で交渉することを防ぐためだとした。

また同秘書長は、台湾漁船は接続水域に入っては逃げる“ヒット・アンド・ラン”戦術を用いると説明。徐々に日本側に緊張を強いて疲れさせる方針を示した。尖閣諸島南方海域は台湾に近いせいか、大陸の海洋監視船も台湾の海岸巡防署(海上保安庁)の船舶も見当たらなかったという。(翻訳・編集/AA)

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