「中国産果物はイヤ!」、ベトナムで人気急落=領有権対立・貿易摩擦が影―香港紙

Record China    2013年3月21日(木) 8時10分

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19日、香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙は、南シナ海の領有権をめぐる対立などを受け、ベトナムで中国産果物の人気が急落していると伝えた。写真は広西チワン族自治区で収穫されたみかん。

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2013年3月19日、香港の英字紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙は、南シナ海の領有権をめぐる対立などを受け、ベトナムで中国産果物の人気が急落していると伝えた。環球時報(電子版)が報じた。

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それによると、ベトナムではこれまで、国産より割安な中国産の果物が人気だった。しかし、領有権問題や貿易摩擦を受け、国民の反中感情が拡大。新聞などのメディアも連日「中国産果物には、致死量を超える防腐剤や殺虫剤が含まれている」などど報道。インターネット上のうわさや憶測も追い討ちとなり、中国産果物の売れ行きは急速に落ち込んでいるという。

ベトナムの税関職員の1人よると、昨年中国から輸入される果物は最も多い時で1日約2100トンあったが、今年は半分以下に落ち込んでいるという。また、中国産果物を扱う販売業者の1人も「報道のせいで商売上がったりだ。中国産を排斥するなら、何を買うんだ。国産だけで足りるはずがない」と嘆いている。(翻訳・編集/AA)

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