羽生結弦の衣装を「10着は作った」、女性デザイナーに称賛=意味深な見出しに不満も―中国ネット

Record China    2019年4月24日(水) 20時50分

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中国の動画メディア・一条の中国版ツイッター・微博アカウントは23日、フィギュアスケートの羽生結弦の衣装デザイナーである伊藤聡美さんを紹介する動画を投稿したが、動画に付けられた見出しがネットユーザーの間で物議を醸した。写真は羽生。

中国の動画メディア・一条の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは23日、フィギュアスケートの羽生結弦の衣装デザイナーである伊藤聡美さんを紹介する動画を投稿したが、動画に付けられた見出しがネットユーザーの間で物議を醸した。

一条は「先日の世界フィギュアスケート選手権のエキシビションで『天女の衣』を彷彿させる衣装を着てアイスリンクに口づけをするパフォーマンスを見せた羽生選手に、観客は心を震わせた。この『氷上の王子様』の衣装は天才デザイナー、伊藤聡美さんの手から生み出されている」というコメントを添えて、伊藤さんをインタビューした約4分半の動画を掲載した。

インタビューの中で伊藤さんは「羽生結弦選手や宇野昌磨選手、本田真凜選手などから依頼がありました。100着以上は制作していると思います」「今まで羽生さんの衣装は10着は作っています」と自己紹介したあと、羽生や宇野、ロシアのエレーナ・ラジオノワの衣装を作ったときのエピソードを語った。

後半では「トップ選手の衣装は、できるだけ海外から輸入した生地を使っています。一番高かった衣装は53万円くらい」「男性の衣装は850グラムまで、女性だと350グラムまでに収めて制作しています。選手の皆さんはジャンプを飛ぶので、なるべく左右のバランスをそろえるようにしています」「意外と選手の方って後ろ向きで滑ることが多いので、背中の方にもデザインを使って、より背中が美しく見えるように意識をして装飾を付けています」といった衣装作りに関する独自のこだわりを語った。

この投稿に対して中国のネットユーザーは「彼女、すごい才能!」「『陰陽師』の衣装、大好き!」「彼女の衣装代は良心的。デザイナーとして有名なのに、オーダーメイドでも20~40万円程度。その上、自費で高いチケット代を払って会場に研究に訪れている」「でも卵スープみたいなヒラヒラが付いた衣装やメロンの精みたいな衣装もあったよね」「どの衣装も羽生が着れば素敵」など、それぞれの感想を述べた。

一方で、動画には「羽生結弦の背後にいる女性」という意味深な見出しが付けられていたことで、「誰のことかと思って見てみたら、衣装デザイナー!?」と驚きをあらわにしたり、「伊藤さんは羽生の衣装だけを作ってるわけじゃないのに、語弊がある」「そのタイトルを付けるとしたら、羽生のお母さんのことでしょ」「羽生の女性関係を匂わせるなんて」と憤ったりする声も上がった。(翻訳・編集/岩谷)

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