中国高官の子女が続々米国から帰国=民衆の官僚批判に配慮か―香港紙

Record China    2013年3月24日(日) 8時0分

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22日、香港紙・明報は習近平総書記ら中国共産党高官の子女が続々と米国留学から帰国していると報じた。写真は17日、全人代後の記者会見に出席した李克強首相、馬凱副首相、汪洋副首相。

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2013年2月22日、香港紙・明報によると、習近平(シー・ジンピン)総書記ら中国共産党高官の子女が続々と米国留学から帰国している。BBC中国語版が伝えた。

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昨年11月、習近平総書記の娘、習明澤(シー・ミンザー)さんが米ハーバード大学を退学し帰国したことが話題となった。しかし明報によると、帰国した高官子女は習明澤さん1人ではないという。

ほぼ同時期に李克強(リー・カーチアン)首相の娘も米国から帰国、北京大学で働き始めた。彼女は北京大学卒業後、米国に留学していたという。他にも李源潮(リー・ユエンチャオ)国家副主席の息子、汪洋(ワン・ヤン)副首相の娘、馬凱(マー・カイ)副首相の娘も米国から帰国した。

中国では官僚の家族が海外に定住し官僚1人が中国本土に住む、いわゆる「裸官」に厳しい視線が向けられている。いざという時にはすぐ亡命できるのではないか、自分の子どもにだけは海外の生活を享受させているのでは、との批判が強い。(翻訳・編集/KT)

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