<尖閣問題>台湾・馬総統の海上巡視、日本を避ける?―中国紙

Record China    2013年3月25日(月) 19時34分

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25日、環球時報は、尖閣諸島の領有権問題で、台湾の馬英九総統が巡視船で周辺海域を航行する予定について、「北部海域ではなく南部海域を選び、日本を避けようとしている」と指摘した。資料写真。

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2013年3月25日、環球時報(電子版)は、尖閣諸島の領有権問題で、台湾の馬英九(マー・インジウ)総統と江宜樺(ジアン・イーホア)行政院長が同30日、台湾の海岸巡防署(海上保安庁)の巡視船で周辺海域を航行する予定について、「北部海域ではなく南部海域を選び、日本を避けようとしている」と指摘した。

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台湾・中国時報が24日伝えたところによると、馬総統と江院長は30日、新たに海上警備に投入される巡視船「新北艦」の配備記念式典に出席。同艦にそろって乗り込み、海洋主権を改めて主張するとみられる。台湾総統府と外交部によると、今回の巡視予定について日本側からの抗議は来ていないという。台湾当局は今回の式典で、尖閣をめぐる対日関係緩和に対する感触を確かめる一方、海洋主権を改めて示すとみられる。

一方、同紙によると、台湾の漁民の間には馬総統の手法を「弱腰だ」と非難する声が出ている。台湾東部・宜蘭の漁業関係者の1人は「馬総統は口だけだ。尖閣周辺は昔から我々の漁場だった。今もあそこへ行って魚を捕っていいのかと聞きたい」と話している。(翻訳・編集/AA)

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