Record China 2013年3月26日(火) 21時33分
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25日、米教育省の下部組織・教育統計センターのホームページが毛沢東の言葉を掲載し、米上院議員までが経緯の説明を求める騒動に発展している。写真は中国貴州省の農村に残っている毛沢東語録。
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2013年3月25日、英メディアの報道によると、米教育省の下部組織のホームページに、中国初代国家主席の毛沢東の言葉が掲載されたことが、米国内で大きな問題になっている。中国新聞社が伝えた。
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米教育省の教育統計センターは22日、同センターのホームページの児童向けサイトにある「今日の名言」に、毛沢東の「自分に対しては『学びて厭(いと)わず』、他人に対しては『誨(おし)えて倦(う)まず』」の英語訳を載せた。これを見たユーザーがソーシャルネットワークにシェアしたことから瞬く間に広まり、国家教育統計センターには批判が殺到した。
「今日の名言」の毛沢東の言葉はしばらくして削除されたが、まず「本日の名言はありません」との表示があり、その後、リンカーンの言葉に差し替えられた。ある上院議員は「なぜ共産主義者の言葉を載せたのか、教育省は説明する義務がある」とコメントした。
米教育省のダレン・ブリスコー副報道官は「問題の『今日の名言』は教育や学習の重要性を強調するためのもので、2007年に更新されたデータベースの中から自動的に教育に関する明言を選んで掲載するシステムになっていた。同コーナーは一時中止し、データベースの内容を検証中だ」と発表した。(翻訳・編集/本郷)
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