日本のODA白書、中国にらみ?「自由と民主を共有する国」支援を強化へ―中国紙

Record China    2013年3月26日(火) 20時49分

拡大

26日、日本の岸田文雄外相は閣議で、2012年版政府開発援助(ODA)白書を報告した。国際社会で影響力を強める中国を念頭に、白書は「自由と民主主義など普遍的価値観、戦略を共有する国家の支援を強化する」方針を示した。写真はベトナムの首都ハノイ。

(1 / 8 枚)

2013年3月26日、日本メディアの報道によると、岸田文雄外相は同日の閣議で、2012年版政府開発援助(ODA)白書を報告した。国際社会で影響力を強める中国を念頭に、白書は「自由と民主主義など普遍的価値観、戦略を共有する国家の支援を強化する」方針を示した。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

それによると、ODAの戦略的な配分により「民主化に向けた国づくりに努力する国への支援を強化する」ことを表明した。東日本大震災の教訓に基づき、防災面での協力推進を提言。日本企業が進出する輸出相手国などを支援し、発展途上国の活力を日本経済拡大の追い風とするよう求めた。

中国新聞社は、白書が「自由、民主主義など普遍的価値を共有する国家」支援を強化する方針の裏には「東南アジアやアフリカなどへの戦略的配分により、外交ルートを強化する狙いがある」と指摘している。(翻訳・編集/AA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携