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26日、中国科学院紫金山天文台科学普及部の張暘(ジャン・ヤン)主任は、江蘇省南京市の紫金山天文台が博物館に変わる理由について、最大の原因は「光害」であると発表した。写真は南京市の紫金山天文台。
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2013年3月26日、中国科学院紫金山天文台科学普及部の張暘(ジャン・ヤン)主任は、江蘇省南京市の紫金山天文台が博物館に変わる理由について、最大の原因は「光害」であると発表した。中国新聞ネットが伝えた。
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同市の紫金山天文台は、1934年に建造された中国で最初の近代的な天文学研究機構。その天文台が大気汚染の影響で博物館に変わるとの情報がこのほど流れ、各界から注目を集めていた。これに対し張主任は、都市化により夜が明るくなり、天体観測や生態系に影響を及ぼす「光害」が最大の原因で、大気汚染はこれに比べると影響はやや少ないと述べた。
歴史ある紫金山天文台だが、2000年ごろから観測業務はほかの観測台に移行され、今では天文の科学技術普及や観光が主な業務で、このほかには、太陽観測に関する科学研究の活動がわずかにあるのみだという。(翻訳・編集/内山)
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