中国人が知らない事実!サクラの原産地は中国=逆輸入された日本の花見文化―中国紙

Record China    2013年3月27日(水) 14時13分

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26日、長江日報は記事「サクラの原産地は中国=宋代に日本に伝わる」を掲載した。サクラ=日本のイメージがあるが、実は原産地は中国だという。写真は25日、西安市のサクラ並木。

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2013年3月26日、長江日報は記事「サクラの原産地は中国=宋代に日本に伝わる」を掲載した。

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「サクラといえば日本」。中国でもこのイメージは強く、サクラは日本の象徴とみられている。素晴らしいサクラ並木で知られる武漢大学にはシーズンになると多くの人が押し寄せるが、日本軍が残したものだから切ってしまえという過激な意見もある。

だが、サクラ=日本というイメージは間違いであり、原産地は中国だという。武漢大学園林・環衛サービスセンターの黄徳明(ホワン・ダーミン)主任、中国科学院武漢植物園の張忠慧(ジャン・ジーフイ)氏、磨山管理処園林高級エンジニアの張艶芳(ジャン・イェンフォン)氏が語った。

日本の書籍「桜大鑑」にも書かれているが、サクラの原産地は中国のヒマラヤ近郊と考えられている。後に日本に伝わり、品種改良が重ねられて今の日本のサクラが出来上がった。ではなぜ日本=サクラというイメージが出来上がったのか。中国人は華やかな牡丹や高潔なイメージのある梅を好み、サクラをあまり好まなかった。一方、日本人は清純で散り際が美しいサクラを好み、武士道精神と結びつけ独自の文化とした。

中国の古典にもサクラの詩は残されている。著名な詩人、白居易もまたサクラの詩を残している。しかしサクラが日本の花となり花見文化が完成した後、日本文化の記号とともに中国に逆輸入されることになる。(翻訳・編集/KT)

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