Record China 2019年5月7日(火) 11時0分
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6日、環球網は複数の台湾メディアの記事を引用し、台北の士林夜市で中国本土からの旅行客に対する「ぼったくり行為」が頻発していることを伝えた。資料写真。
2019年5月6日、環球網は複数の台湾メディアの記事を引用し、台北の士林夜市で中国本土からの旅行客に対する「ぼったくり行為」が頻発していることを伝えた。
記事はまず、「普段、中国本土をおとしめる記事を書く民進党寄りの台湾メディアでさえも、この『ぼったくり行為』を『消費者を食い物にしている』と批判している」と紹介。その上で、東森新聞網などが4日付で、「SNS上では、士林夜市で中国本土からの客向けにカットフルーツ1袋が1000台湾ドル(約3800円)で売られていたと投稿されている」と報じたことを伝えた。この投稿者は、「この袋の中にはパイナップル、メロンなどがほんの少し入っていただけ」とコメントしているという。
また三立新聞網が、ネットユーザーのコメントを引用し、このような「ぼったくり行為」について「台湾の名声を傷つけ、恥ずかしい」と批判していることを紹介。同紙は、台湾の市民が1000台湾ドルで売られていたフルーツについて「高くてもせいぜい100元(約380円)ぐらいのもの。やりすぎだ」とコメントしていることを紹介した。
この他、台湾のTVBSによると、台湾政府は士林夜市の「ぼったくり行為」を調査し、今年1月に44件を取り締まり、総額5万2800台湾ドル(約20万円)の罰金を徴収したという。しかしあるネットユーザーからは「44件でこの金額なら、1件当たりの罰金はせいぜい1200台湾ドル(約4500円)。1000台湾ドルのフルーツを2袋売れば済むじゃないか。何の抑圧にもならない」と批判の声が出ているとした。
一方、SNS上では「この『ぼったくり』を暴露しているのは中国本土の人ではなくて、台湾の他の露店の人たち。信ぴょう性については確認が必要だ」と、フェイクニュースを疑う発言もあるという。(翻訳・編集/和田)
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