日韓W杯、韓国VSイタリア戦のあの主審が自身を高評価!=中国ネット「サッカー史に残る黒歴史」「日本は韓国よりも…」

Record China    2019年5月8日(水) 16時10分

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2002年のW杯日韓大会の韓国対イタリアの試合で主審を務めたエクアドル人のバイロン・モレノ氏がこのほど、母国メディアのインタビューで一部のジャッジに誤りがあったことを認めた。写真はソウルの日韓W杯記念館。

2002年に行われたサッカーのワールドカップ(W杯)日韓大会の決勝トーナメント1回戦、韓国対イタリアの試合で主審を務めたエクアドル人のバイロン・モレノ氏がこのほど、母国メディアのインタビューで一部のジャッジに誤りがあったことを認めた。しかし、全体としては自身に高い評価を下している。この話題は中国でも大きな注目を集めており、新浪体育など複数のメディアが7日付で報じている。

2-1で韓国が勝利したこの試合は、疑惑の判定が相次いだことから「史上最悪」ともやゆされる。

モレノ氏はインタビューで、韓国のFWファン・ソンホンがイタリアのザンブロッタに対して仕掛けた危険なタックルに対して「レッドカードを出すべきだった」との考えを示した。

一方で、イタリアのフランチェスコ・ココが韓国選手との競り合いで流血したことについては、「味方選手との衝突によるもの」と主張。イ・チョンスが倒れたパオロ・マルディーニの頭部を蹴ったことは「たくさんの選手がいて見えなかった」と説明した。また、フランチェスコ・トッティを退場処分にしたことについては「韓国選手は先にボールに触り、それからトッティに接触した。副審とはトッティのダイブ(審判を欺くためにわざと倒れること)ということで認識が一致した」とした。

さらに、イタリアのゴールがオフサイドだったとして取り消されたことには「オフサイドでなかったことは認める。だが、私の位置からどうやって見ればいいのか。私は副審(のオフサイドの合図)を信じただけだ」と説明した。モレノ氏は自身のレフェリングについて、「8点」と高い評価を付けた。

これに対し、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では、モレノ氏の自己評価について「なぜ92点引かれたのか、しっかりと説明しなさい」とやゆするコメントが多くの共感を集めている。「8点」はもちろん10点満点での評価だが、100点満点で8点がふさわしいということのようだ。

また、韓国の八百長を指摘する声が非常に多く、「(韓国に)金を積まれたら恥も外聞もなくなった」「02年のW杯は、サッカー史に永遠に残る黒歴史」「当時、ヨーロッパに留学していた。韓国人に間違えられそうになって冷や冷やした」「当時の最大の間違いは韓国サッカー協会長でFIFAの副会長だったあの人物(鄭夢準氏)」といった声や、「同じホスト国でも、日本は韓国よりずっとフェアだった」と共同開催した日本と比較する声も寄せられている。

なお、鄭夢準氏は、14年のソウル市長選に出馬した際、「秘密の話」として02年W杯の審判買収問題に言及。「私にはそれだけの能力があるのだから、市長を任せても大丈夫でしょう」と発言し、各界から「八百長を認めた証拠」との指摘が上がっていた。(北田

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