馬英九総統の娘婿、香港で働くのは「台湾より稼げるから」の声―台湾メディア

Record China    2013年3月30日(土) 21時20分

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27日、台湾の馬英九総統の娘婿・蔡沛然さんが香港に居住し、外資系の金融機関で働いていることについて、台湾メディアは「香港のほうが稼げるから」と分析した。写真は香港の金融街。

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2013年3月27日、台湾誌・財訊は、馬英九(マー・インジウ)総統の長女・馬唯中(マー・ウェイジョン)さんと結婚した蔡沛然(ツァイ・ぺイラン)さんが香港に居住し、香港の外資系金融機関で働いている理由を探った。29日付で環球時報が伝えた。

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蔡さんが香港に居住し就職しているのは、過熱する一方の台湾メディアの報道合戦から逃れるという理由もあるが、最大の理由は台湾の金融業界で得られる収入の低さがある。一般に台湾の金融業界の給与は香港の4分の1でしかない。ハーバード大学卒の蔡さんは、香港のJPモルガン・チェースの不動産投資部で働いているが、その年収は20万ドル(約2000万円)とも30万ドル(約3000万円)ともいわれている。

蔡さんが香港でこれほど高給な仕事を獲得した背景には、外資系金融企業による「政財界大物の2代目」の「取り込み」がある。香港の金融業界には中国本土と香港、マカオ、台湾の有力者の2代目が集中し、政財界と緊密な関係を築いている。義父が馬英九台湾総統である蔡さんの立場は、中国、香港、台湾の政財界において戦略的に有利であるに違いない。(翻訳・編集/本郷)

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