Record China 2013年4月1日(月) 1時35分
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19日、韓国紙はこのほど、米国で中国語学習ブームが起こっている背景には迫り来る「中国の時代」があると伝えた。写真は中国江蘇省でサマーキャンプに参加した米ワシントンの高校生。
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2013年3月19日、環球時報(電子版)によると、韓国紙・朝鮮日報は17日、米国で中国語学習ブームが起こっている背景には迫り来る「中国の時代」が関係していると伝えた。
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米国人は世界で最も外国語の学習に興味を示さない人種である。「3種類の言語を話せる人をトリリンガル、2種類の言語を話せる人をバイリンガルと呼ぶが、では1種類の言語しか話せない人は?答えは米国人」と米国人自身が笑い話として紹介するほどだ。
米国人が外国語に興味を示さないのは、能力がないわけでも、怠けているからでもない。その他の国の人々が英語を勉強し、英語でコミュニケーションを取ってくれるからである。そのため、多くの米国人は語学に費やすお金と時間をその他のことに使った方がよいと考えている。
しかし、ここに来て、米国の富裕層やエリートの間で変化が起こり始めている。授業の90%以上を中国語で行っているロサンゼルス近郊の幼稚園では、全生徒150人のうち半分以上を華僑とは関係のない米国本土の子供たちが占めるようになった。また、オークランドにある中国語で授業を行う学校では、生徒数がこの1年間に4倍に増加した。
あるデータによると、米国のすべての公立中学・高校で、第二外国語として中国語を選択した生徒の数は、04年の2万人から12年には10万人以上に増加している。
これらの変化は、「中国語を学ぶことによって初めて他をリードし、安心でき、より豊かになれる」と米国人の一部の層が認識し始めたためである。つまり、他国の人々が必死に英語を学ぶことと同じ理由であり、中国経済の規模と影響力の大幅な成長が、米国人に「中国語に精通することが将来の重要な競争力になる」と認識させているためである。
米国の政界など一部には「中国は廉価な製品で市場を乱し、ハッカーを使って国家機密や企業機密を盗み出している」などの偏見はあるものの、中国語学習ブームの背後には「中国の時代」への対応を迫られるという大きな潮流が存在している。(翻訳・編集/HA)
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