Record China 2019年5月11日(土) 14時20分
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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は10日、同国が9日に実施した「火力訓練」の指導をした同国の最高指導者、金正恩氏(写真)が「国の平和と安全は強力な物理的力によってのみ保証される」と述べたと報じた。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は2019年5月10日付で、同国の「最前線・西部前線防御部隊」が9日に実施した「火力訓練」の指導をした同国の最高指導者、金正恩氏が「国の平和と安全は強力な物理的力によってのみ保証される」と述べたと報じた。
北朝鮮は4日にも「飛翔体」の発射を行った。「飛翔体」が通常のロケット砲ならば、国連の安保理決議には違反しないが、大気圏外を飛ぶ弾道弾ならば違反したことになり、追加制裁可能性が大きくなる。朝鮮中央通信は飛翔体についての具体的な説明はせず「火力」とだけ表現した。なお、日本政府は北朝鮮が発射した「飛翔体」を「短距離弾道ミサイル」と断定し、国連安保理決議への明白な違反として、北京の大使館ルートを通じて、同国に厳重に抗議したという。
朝鮮中央通信は、朝鮮労働党委員長の金正恩氏が、「指揮所で、複数の長距離打撃手段の火力訓練計画を調べ、火力打撃訓練の開始命令を下した」と説明。金委員長は「数日前に東部前線防御部隊も火力打撃任務を円滑に遂行したが、今日、見てみると西部前線防御部隊もよく準備されており、特に最前線部隊の火力任務遂行能力が立派であるとたたえた」と紹介した。
金委員長は「国の真の平和と安全は、自己の自主権を守れる強力な物理的力によってのみ保証される」と述べたという。(翻訳・編集/如月隼人)
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