Record China 2013年4月3日(水) 8時0分
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1日、フランスで中国人観光客が襲われる事件が急増していることから、パリが中国人の最も好む観光地の地位から陥落する可能性がある。
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2013年3月31日、AFP通信はフランスで中国人観光客が襲われる事件が急増していることに関連し、パリが中国人の最も好む観光地の地位から陥落する可能性を指摘した。4月1日付で環球時報が伝えた。
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フランスへは毎年、100万人以上の中国人観光客が訪れる。特にパリは中国人観光客が最も愛する観光地である。しかし、最近急増している中国人観光客が襲われる事件が、こうした状況を大きく変えてしまうかもしれない。
中国関連専門の旅行社の責任者フランソワ・チョウ氏は「中国人観光客が襲われる事件は昨年から毎日のように発生している」と語る。昨年10月には、中国人観光客の被害が1日に10件も発生し、その大部分がパリの中心に位置するルーブル美術館付近での事件だった。また、今年3月20日には、中国人ツアー客ら23人がパリ郊外のレストランで襲われ、パスポートや現金を奪われただけでなく、引率者が負傷した。
チョウ氏は、中国人観光客が狙われる原因はショッピングのために大金を携帯しているためだと指摘。在仏中国大使館の関係者も「盗難に遭った人のため、通常1週間に5〜6件のパスポートの再発行処理をしている」と被害の多さを語る。
ネット上では「中国人の尊厳を侵害している。フランス政府は中国国民に合理的な説明をし、犯罪者は厳格に処罰されるべきだ」などフランス側に状況の改善を求めるの意見のほか、「中国人は目立ちすぎる。金使いが派手で、大量の現金を持ち歩いているだけでなく、きらびやかな宝石類で身を飾っている。もっと目立たないようにするべきだ」など、中国人観光客側の問題点を指摘する意見も散見される。
こうした状況が影響し、フランスを訪れる中国人観光客はすでに減少し始めているという。(翻訳・編集/HA)
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