Record China 2013年4月2日(火) 12時24分
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1日、安倍政権による日本の経済新戦略がようやく明らかになり、「その歩みが着実に進められていることは軽視できない」と中国紙が伝えている。写真はモンゴル。
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2013年4月1日、深セン特区報によると、安倍首相がモンゴル共和国を訪問したことについて、少なからぬ中国人が「安倍政府は中国北方に足がかりを設け、対中国包囲網を築き上げようとしているのではないか」と危惧している。
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実際には安倍首相のモンゴル訪問は石炭やレアメタルなどの資源確保が最大の目的であり、日本の資源輸入ルートを多様化することと、日本製品の輸出先としてモンゴル市場を成長させることにある。麻生副総理謙財務大臣がミャンマーを訪問し、安倍首相がベトナム・タイ・インドネシアのアジア3カ国を歴訪したのも同様だ。
また、技術的に絶対的な優位を保っている空気清浄機や工業廃水処理システム、土地汚染浄化技術などの環境保護関連製品の輸出を促す目的で、安倍政権は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加も進めている。
同記事は、日本の経済新戦略は近距離にあるアジアの新たな市場を開拓することと、TPPへの参加、環境保護製品の優位を高めることの3点に集約できるとし、その歩みが着実に進められていることは軽視できないと指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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