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2日、中国において工業廃水による土壌・水質汚染が極めて深刻な状況になっていると、国際環境NGO・グリーンピースが指摘している。写真は2010年11月、江蘇省南京市で行われた「2010年中国リン酸複合肥料工業展覧会」。
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2013年4月2日、仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語サイト)によれば、中国において工業廃水による土壌・水質汚染が極めて深刻な状況になっていると、国際環境NGO・グリーンピースが指摘した。
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中国は2001年以降、リン酸肥料の生産が倍以上に増え、世界シェアの40%を占める最大の生産国となっている。しかし、現在は生産過剰となり、さらに生産の過程で排出される高濃度のリン酸石こうが違法に貯蔵・処理をされることで深刻な汚染を引き起こしているという。
仏AFP通信がグリーンピースの報告書を引用して伝えたところによれば、中国は少なくとも3億トンに上るリン酸石こうを保有している。同団体は土壌や水源、大気をさらなる汚染にさらすことになる3億トンもの有毒物質を放置しないよう、中国政府にこの問題に注意を払うように呼びかけているという。(翻訳・編集/岡田)
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