Record China 2019年5月14日(火) 10時50分
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習近平政権が国策として進めている北京・天津・河北の一体化開発の目玉の一つである北京大興空港で13日午前、A-380など大型旅客機4機による発着テストが実施された。
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習近平政権が国策として進めている北京・天津・河北の一体化開発の目玉の一つである北京大興空港で13日午前、A-380など大型旅客機4機による発着テストが実施された。新華社や環球網など中国メディアが2019年5月13日付で伝えた。
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新華社によると、テストに参加した旅客機は中国南方航空のA380、中国東方航空のA350-900、中国国際航空のB747-8、厦門(アモイ)航空のB787-9。関係者によると、北京大興空港の発着には計94項目の手順があり、うち12項目の手順を確認したという。また、同空港の開港に伴う航路の変更のために、周辺地域を中心に計33項目の飛行手順が変更されるという。
北京大興空港(1期分)の滑走路は4本で、うち3本は3800メートル、1本は2380メートル。将来的には滑走路を計6本として、年間88万回の航空機発着回数と、延べ1億人の旅客数、貨物400万トンの取り扱い能力を持たせる計画だ。
なお、成田空港は2018年実績で、航空機の発着回数が約25万5000回、旅客数は約4260万人、国際線貨物取り扱い量は約220万トンだ。
北京大興空港がある北京市大興区は北京市最南部にある。1950年代から野菜類や果実などの郊外型農業の生産拠点としての開発が始まり、中でもスイカの生産で有名になった。習近平政権は14年初頭に、北京・天津・河北の一体化開発を国家戦略として採用した。大興空港の建設は、同戦略の目玉の一つ。19年秋の開港が見込まれている。(翻訳・編集/如月隼人)
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