Record China 2013年4月7日(日) 12時1分
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3日、中国のシンクタンク易観智庫の研究結果によると、スマートフォンの販売台数は2015年に、中国の携帯電話販売台数全体の90%以上を占め、携帯電話市場がスマートフォンによって支配されることになる。写真は江蘇省南通市にある携帯電話販売店。
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2013年4月3日、中国のシンクタンク易観智庫(EnfoDesk)が発表した最新の研究結果によると、スマートフォンメーカーの市場シェア争奪の激化に伴い、ローエンドスマートフォンの安売り競争が継続される見通しだ。スマートフォンの販売台数は2015年に、中国の携帯電話販売台数全体の90%以上を占め、携帯電話市場がスマートフォンによって支配されることになる。飛象網が伝えた。
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中国の携帯電話販売台数は2011年に急増。2012年の販売台数は例年と比べ高い水準を維持したものの、前年から小幅減少した。現時点ではスマートフォンの普及が進んでいないにも関わらず、多くのメーカーがフィーチャーフォンの生産を激減させたことで、地方都市の買い替え率が低位で推移した。これによりフィーチャーフォンの販売減少分がスマートフォンの増加分を上回り、市場全体の販売台数を引き下げた。しかし通信キャリアは経済成長が遅れた地域をスマートフォン普及の次の市場としている。スマートフォンの価格は1000元(約1万5000円)以下に引き下げられ、販売台数が増加する見通しだ。今後3年間に渡りフィーチャーフォンの販売台数は減少を続けるが、市場全体の販売台数はスマートフォンの販売増によるけん引を受ける。
1000元以下のスマートフォンが今後も中国携帯電話市場の販売増を促す主な原動力になる。スマートフォンメーカーの市場シェア争奪の激化に伴い、ローエンドスマートフォンの安売り競争が継続される。国内メーカーの生産する、通信キャリアからの補助金を受けるスマートフォンは、ユーザーのスマートフォンへの買い替えを促し、スマートフォンの出荷台数を増加させる。
携帯電話ユーザーの4G移行は、2014年のスマートフォン市場発展のもう1つの原動力になる。2015年には、スマートフォンの販売台数が中国の携帯電話販売台数全体の90%以上を占め、携帯電話市場がスマートフォンによって支配されることになる。また、スマートフォンの価格は今後も引き続き低下する見通しだ。
国際電気通信連合(ITU)がこのほど発表した統計データによると、2012年初現在、世界の携帯電話利用者数は60億人に達した。2000年の時点では5億人であったため、11年間で12倍増加した計算となる。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)
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