Record China 2019年5月14日(火) 22時30分
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13日、中国のポータルサイト・百度に、日本国内でF-35戦闘機に関するトラブルが再び発生したことを報じる記事が掲載された。写真は中国のJ-20戦闘機。
2019年5月13日、中国のポータルサイト・百度に、日本国内でF-35戦闘機に関するトラブルが再び発生したことを報じる記事が掲載された。
記事はロシア・タス通信の13日付報道として、山口県にある米海兵隊岩国航空基地に所属するF-35B戦闘機が離陸の際にバードストライクを起こして離陸を緊急中止したと紹介。同戦闘機は安全に停止したが、「このトラブルで200万ドル(約2億1900万円)を超える損失が生じる可能性がある」と伝えた。
そして、先月9日には青森県の航空自衛隊三沢基地に配備されていたF-35A戦闘機が訓練中に同基地周辺海域へ墜落する事故が発生したことに言及。「操縦していたパイロットは豊富な飛行経験を持っていたことから、F-35戦闘機に欠陥が存在する可能性を指摘する声が出ている」とし、事故の発生で「日本の大規模なF-35戦闘機導入計画に大きな暗雲をもたらした」と評している。
さらに、「ハイテクなステルス戦闘機が脆弱(ぜいじゃく)なうえに使用コストが非常に高いことで、日本はその使用に憂慮を示している。日本のパイロットの間では、品質が悪いF-35戦闘機では中国のJ-20戦闘機に対抗できないとの悲観的な空気が流れている」としたほか、日本以外にも多くの国が同機への懸念を抱き、購入数量の削減や購入を見合わせる動きが出ていると紹介。「ドイツはすでに、F-35戦闘機を購入しない意向を2度明確に示した」と伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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