お香と紙銭の煙を減らそう…台湾のお盆、環境にやさしいお墓参り呼びかけ―台湾

Record China    2013年4月5日(金) 13時52分

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4日、中国台湾網の報道によると、日本のお盆に当たる中国の伝統的な祭日「清明節(今年は4月4日)」のお墓参りの際、大気汚染を軽減するため、人々に合同で紙銭をたくことを台湾の環境保護部門が呼びかけているという。

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2013年4月4日、中国台湾網の報道によると、日本のお盆に当たる中国の伝統的な祭日「清明節(今年は4月4日)」にご先祖のお墓参りをするのは、古くから受け継がれてきた中国人の風習であり、人々はご先祖があの世でお金に困らないよう、大量の紙銭やお香をたくのだが、台湾の環境保護部門は大気汚染を軽減するため、人々に合同で紙銭をたくよう呼びかけているという。鳳凰網が伝えた。

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台湾の環境保護部門によると、紙銭とお香をたくと汚染物質を排出するだけでなく、付近の居住環境の質低下にもつながり、さらには火災を引き起こす危険性もあり、より進んだ環境にやさしい方法を取ることを促している。また、清明節期間、台湾では紙銭を燃やさないことを提唱する活動や合同で紙銭をたくサービスの提供が行われるという。

台湾北部・新北市の市政府は、合同で紙銭をたくことに参加した人を対象にプレゼントキャンペーンを打ち出している。台湾東部の花蓮県では、お墓参りをする人々のために3万3000人分のお供え物を用意し、お供えが終わった後にまとめて焼く取り組みが行われる。他にも、台湾各地の墓所では合同で紙銭をたくサービスを提供し、専門職員が紙銭をまとめて焼くことで、大気汚染の軽減に努める。(翻訳・編集/XC)

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