Record China 2013年4月5日(金) 11時54分
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4日、香港の歌手ケニー・ビーが、台湾の歌姫テレサ・テンとの思い出話を語った。写真はケニー・ビー。
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2013年4月4日、香港の歌手ケニー・ビー(鍾鎮濤)が、台湾の歌姫テレサ・テンとの思い出話を語った。聯合報が伝えた。
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生前のテレサと親交の深かったケニーだが、そのきっかけは、1970年代に2人とも香港宝麗金公司(ポリドールレコード)に所属していたため。俳優としてのケニーの評価を決定づけた1979年の大ヒット映画「小城故事」で、同名タイトルの主題歌をテレサが歌っている。テレサにとっても同曲は代表作の一つで、今も人々に愛されている。
2人は何でも話し合える親友だったが、特に電話が大好きなテレサにとって、ケニーは長話をする格好のターゲットだった。ある時、香港にいるケニーにテレサから電話があり、1時間以上も歓談した後、彼女が日本からかけているのを知って驚いたという。
2人の間にはロマンスの噂も流れたが、お互いに恋愛感情を持っていたのは事実のようだ。テレサはかつて、自分を最も傷つけた男性はジャッキー・チェン、最も怒らせた男性はケニーだと語っている。というのも、相手に好意をアピールするテレサに対し、鈍感なのかはたまた芝居なのか、ケニーが反応を見せなかったため。ケニーは「自分のほうがアタックしてフラれた」と語っているが、2人の言い分にはかなりズレがある。
そんなあいまいな関係が続いていた時、ケニーはカナダで仕事中に、当時大学生だった最初の妻と出会い恋人関係に。2人が心に秘めた想いは、実を結ばずに終わっている。(翻訳・編集/Mathilda)
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