<鳥インフル>「情報の隠ぺいは絶対にしない!」ネットのデマに衛生局と病院が反論―北京市

Record China    2013年4月5日(金) 11時41分

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5日、北京晨報の報道によると、このほどネットに掲載された、北京協和医院責任者の鳥インフルに関する発言とする書き込みに対し、北京協和医院は書き込みがデマであると反論した。写真は北京市疾病コントロールセンターで行われたH7N9型の検査。

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2013年4月5日、北京晨報の報道によると、北京市にある北京協和医院の責任者が、「今回のH7N9型鳥インフルエンザは非常に深刻だ。感染の拡大は10年前のSARSに匹敵する。すでに海外メディアへの情報は遮断されている」と発言したとする情報が、4日付でインターネット上に投稿された。これに対し、北京協和医院はすぐに書き込みはデマであると反論した。

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同院によると、病院関係者が鳥インフルエンザに関して発言したことはなく、ネットで掲載された情報は完全にねつ造されたもの。また、北京市の衛生局責任者は、「同市は鳥インフルエンザの情報に関して随時公にしていく。情報を隠ぺいすることは絶対にない」と説明した。

今月4日午後11時現在(現地時間)、中国全土で14人がH7N9型鳥インフルエンザに感染し、うち5人が死亡している。一方、現在までに北京市の感染報告はない。北京市農業局によると、同市は14の区と県にある67カ所の飼育場や家畜農家からニワトリ、アヒル、ガチョウ、野鳥及びブタのサンプルを採取。これらを検査した結果いずれも陰性で、H7N9型鳥インフルエンザウイルスは見つからなかった。同局は今後も引き続き同様の検査や観察を行っていくという。(翻訳・編集/内山)

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