「中国が一部承諾を取り消した」とトランプ大統領、中国外交部はどう反論?―中国メディア

Record China    2019年5月15日(水) 7時50分

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中国外交部の耿爽報道官は14日、「中国が一部承諾を取り消した」とするトランプ米大統領のツイートについて、「双方が合意に達しない中で『承諾に背く』とはどこから来る言葉なのか」と不快感を示した。写真は耿爽報道官。

中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は14日、「中国が一部承諾を取り消した」とするトランプ米大統領のツイートについて、「双方が合意に達しない中で『承諾に背く』とはどこから来る言葉なのか」と不快感を示した。環球網が伝えた。

耿報道官はこの日の定例記者会見で出た、「トランプ大統領はツイッターに『米中両国の貿易協議は95%まで完成したのに中国が一部承諾を取り消した』と投稿した。中国が協議で立場を後退させ、協議の挫折を引き起こしたとの指摘がある。中国はこれをどう見るか」との質問に対し、米中がまだ話し合いの最中にあることを挙げて「双方が異なる意見を持つことは完全に正常なことだ」と発言。「これが協議を続ける原因」とし、「協議はまだ終わっておらず、双方が合意に達しない中で『承諾に背く』とはどこから来る言葉なのか」と指摘した。

さらに、これまで態度を変えてきたのは米側との考えを示し、「協議の合意には双方の努力が必要。米国が中国と向き合うよう希望する」と述べた。(翻訳・編集/野谷

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