<鳥インフル>重篤患者の治療現場写真が公開、病院は24時間体制で徹底的に管理―浙江省

Record China    2013年4月5日(金) 12時51分

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4日までに、中国・浙江省ではH7N9型鳥インフルエンザに3人が感染し、1人が死亡している。残る2人の患者のうち、杭州市の67歳男性の治療現場写真が公開された。

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2013年4月4日までに、中国・浙江省ではH7N9型鳥インフルエンザに3人が感染し、1人が死亡している。残る2人の患者のうち、杭州市の67歳男性の治療現場写真が公開された。中国大手ポータル・テンセント(騰訊)が伝えた。

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男性は現在、浙江大学医学院付属第一医院で治療を受けており、伝染病の隔離病室で最も等級が高い病室に入院している。写真では医療スタッフが完全武装で治療を行い、患者はさまざまな機器につながれていることがわかる。

男性が入院する病室は、特殊な装置により室内の気圧が室外より低く調整されている。これにより、外の新鮮な空気は中に流れ込むが、室内の空気は外に漏れないという。室内の空気は専用の通路を通り、設置された処理場所まで排出される。

病院側は4時間置きに男性の容体を検査し、医療スタッフを3チーム配備。1チームに医師と看護師がそれぞれ4人おり、24時間体制で徹底的な管理を行っている。責任者によると、男性はまだ予断を許さない状態だという。

このほか、国家衛生・計画生育委員会はH7N9型鳥インフルエンザの診断基準を発表。それによると、H7N9型の潜伏期間は7日間前後で、症状は一般的なインフルエンザと似ている。主な症状は、発熱や咳、痰に頭痛で、筋肉の痛みや倦怠感を感じるという。重症患者は病状の進行が速く、重度の肺炎を患い、39℃前後の高熱を維持するという。また、呼吸困難に陥り、血が混じった痰などの症状もある。(翻訳・編集/内山)

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