カリスマバンド・BEYONDが30周年、ファン悲願の再結成はありえない?―香港

Record China    2013年4月6日(土) 11時59分

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5日、香港のカリスマロックバンド・BEYONDのメーンボーカル、ウォン・カークイが亡くなって20年を迎え、墓所に数多くのファンが集まった。写真はウォン・カークイ。

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2013年4月5日、香港のカリスマロックバンド・BEYONDのメーンボーカル、ウォン・カークイ(黄家駒)が亡くなって20年を迎え、墓所に数多くのファンが集まった。東森新聞網が伝えた。

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骨太なロック楽曲で、かつて香港だけでなくアジアの若者の心をつかんだカリスマバンド・BEYOND。日本にも進出したが、1993年に日本でバラエティー番組の収録中、リーダーでメーンボーカルのウォン・カークイがセットから転落。31歳の短い生涯を終えた。BEYONDは今年、結成から30年。さらにウォン・カークイの死後20年目を迎える。

「清明節」(日本のお彼岸に相当)を迎えた4日、ウォン・カークイの墓所には今年も大勢のファンが訪れ花束を捧げた。ファンにとっての悲願は、2005年に解散したBEYONDの再結成だ。節目の年を迎え、期間限定でもいいから復活し、ライブ開催してほしいと望むファンの声が高まっている。

BEYONDはカークイの死後、実弟のスティーブ・ウォン(黄家強)を含むメンバー3人で活動を続けた。本格的な活動は99年で終了、03〜05年には一時再結成されたが、現在はすでに解散している。ファンからの声について、スティーブ・ウォンはこのほど「BEYONDはもういないよ」とメッセージを発信し、再結成の意思がないことを明らかに。ドラムのイップ・サイウィン(葉世栄)も、残りの人生30年間は自分のやりたいことに捧げたいとして、BEYOND再開の気持ちはない様子だ。他メンバーとイップ・サイウィンの不仲が再結成できない理由とも言われているが、これは彼自身が強く否定している。

もしBEYONDが再結成した場合、中国でライブ開催する時のギャラは、1ステージにつき200万香港ドル(約2500万円)、またはそれ以上とも言われる。根強いBEYOND人気に期待をかけるプロモーターも、まだまだ多いのが現状だ。(翻訳・編集/Mathilda

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