日韓友好のため日本を縦断する韓国人「実際の日本人は…」=韓国ネットから応援の声

Record China    2019年5月18日(土) 18時40分

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韓国メディア・韓国経済は15日、「日韓友好増進のため毎日日本を25キロ歩く人がいる」と題する記事を掲載した。資料写真。

韓国メディア・韓国経済は2019年5月15日付で、「日韓友好増進のため毎日日本を25キロ歩く人がいる」と題する記事を掲載した。

記事によると、前韓日経済協会専務のホ・ナムジョンさんは、冷え切った日韓関係の改善に少しでも貢献しようと日本列島を1人で縦断している。ホさんは韓国外国語大学通訳・翻訳大学院で修士号を、漢陽大学で日本学博士号を取得した日本専門家で、桜美林大学ユーラシア総合研究所客員研究員、北東アジア共同体研究財団政策諮問委員、韓日産業技術協力財団専務、韓日経済協会専務など、30年にわたって日本関連の仕事に従事してきた人物だ。

ホさんは日本列島縦断を始めた理由について「実際に日本列島を歩きながら日韓関係の正常化と発展策について省察し、現場で両国関係改善の解決策を探りたいとの思いから」と話した。また「日韓の友好増進を望む多くの韓国人の心を日本人に伝えたいという気持ちも一役買った」という。

ホさんは先月1日に鹿児島を出発。約2カ月の日程で北海道の札幌に到着するという計画だ。毎日8時間ずつ25キロ、計750キロほどを歩いており、「ハンギョンドットコム」という韓国メディアに「民間外交官ホ・ナムジョンの日本縦断記」という記事を掲載し、旅路の中でのできごとをありのままにつづっている。

全日程の40%ほどを達成したホさんは、石川県金沢市で地元の人々と尹奉吉(ユン・ボンギル、独立運動家。1908~1932年)のかつての墓(現在は慰霊碑)を参拝したエピソードを織り交ぜながら「日韓関係が悪化したというニュースが増え、日本人が韓国に対して悪い感情を抱いていないか心配したが、杞憂に過ぎなかった」と話したという。

これを受け、韓国のネット上では「安保・経済すべての面において北東アジアで日本ほど重要な隣国はない」など日本に友好的な声をはじめ、「韓国は左派が問題」「日韓の一般の人々は互いに好感を抱いて観光や文化など活発に活動しているのに、国内の左派勢力は反日情緒を国民に植え付けて嫌悪感をあおっているから問題」など韓国内の問題を指摘する声が上がっている。

またホさんの活動に対して「意味のある仕事をしてくれている。尊敬します」「民間団体や民間人が主導する友好的な外交がいい」と応援メッセージが送られた。

一方で、日本について「日本の映画やアニメやゲームは好きだけど、歴史的に見たら嫌いな国」「選挙で選ばれた人を見れば、日本人が心で何を考えてるか分かるんじゃない?」とのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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