ピンクに染まった地下水も「問題ない」?!強弁の県環境局局長が罷免に―中国

Record China    2013年4月7日(日) 19時58分

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5日、新華網は河北省滄州市滄県共産党委員会常務委員会が、環境保護局のデン連軍党組書記を罷免したと報じた。同書記はピンクに染まった地下水を「基準値違反ではない」と強弁していた。

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2013年4月5日、新華網は河北省滄州市滄県共産党委員会常務委員会が、環境保護局の●連軍(デン・リエンジュン、●は登に都の右)党組書記を罷免したと報じた。同氏は局長も兼任しているが、こちらも罷免が提案されており、県人民代表大会常務委員会での協議を経て罷免される見通しだ。

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4日、中国中央電視台(CCTV)の人気調査報道番組「新聞1+1」は特集「赤くなった地下水、誰の顔が赤くなるべきか?!」を報じた。滄県張官屯郷小朱庄村の地下水がピンクになったとして村民たちを不安にさせている。しかし県環境保護局は「水質は基準をクリアしている」と相手にしなかった。

CCTVの取材にデン書記は「あずきを入れれば水は赤くなるし、ご飯にいれればご飯が赤くなるが、だからといって基準値違反とは限らない」と発言。これがネットユーザーの批判の的となった。放送翌日に罷免が決まるというすばやい対応となった。(翻訳・編集/KT)

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