金正恩とはどんな人物なのか、その真意をさぐる―香港メディア

Record China    2013年4月8日(月) 0時4分

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6日、最近の北朝鮮の威嚇に関し、指導者の人物像が見えないために、専門家らは真意を測りかねている。金正恩とはどんな人物なのだろうか。資料写真。

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2013年4月6日、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は、父親の金正日(キム・ジョンイル)総書記がそうだったように、「わかりにくく、滑稽で、恐ろしい」というイメージを世界に与えている。最近の北朝鮮の威嚇に関しても、同書記の人物像が見えないために、専門家らは真意を測りかねている。金正恩とはどんな人物なのだろうか。香港紙・文匯報が伝えた。

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報道によれば、金正恩第1書記は父親と比べると比較的外交的な性格をしている。たが、プライペートに関しては特にナゾに満ちた人物だ。年齢は28歳から30歳の間といわれているが、実際には何歳なのか不明だし、美しい夫人との間にも子供が何人いるのか分かっていない。朝鮮人民軍最高統帥という身分には似合わないが、遊園地やディズニーを好んでいるようだ。

同書記について語られるとき、しばしば「経験不足」という言葉が使われる。彼の父、金正日が指導者になったときは、すでに後継者としての指導をしっかりと受けていた。だが、同書記は父の死に際になって、ようやく後継者に指定されたにすぎない。権力の座についてまだ日が浅い。

米国のジョンズ・ホプキンス大学の朝鮮問題研究家マンスローブ氏は「金正日も強硬政策をとっていたが、引き際を心得ていた。こちらとしても、彼の真意やどういったことが彼を怒らせるかなど理解していた。だが、金正恩の場合、彼の真意や、どの程度まで圧力をかけていいのかなど分かっていない」と語る。

また、韓国の専門家は「金正恩の態度は一見無謀に見えるが、精緻に計算されたもの」という。ソウル大学のある研究者は「金正日が政権を固めたのは1993年ごろ、北朝鮮が核計画で国際的緊張を高めていた時期。金正恩は後継者としての引き継ぎ時間が短かったため、機会があれば一気に政権を固めようと思っているのだろう」と語った。(翻訳・編集/YM)

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