2013年4月7日、中華圏を代表する歌姫フェイ・ウォン（王菲）が、デビュー前の14歳当時に出演した音楽番組の映像が話題になっている。湖南在線が伝えた。

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中国・北京市出身。中華圏が生んだ女性歌手としては、台湾出身のテレサ・テンに次ぐ成功を収めたと言われるフェイ・ウォン。デビュー前の14歳の頃、国営テレビ・中央電視台（CCTV）の音楽番組で歌った映像が再び放送され、大反響を集めている。

彼女が同番組で独唱しているのは、共産党や人民解放軍を賛美する“紅歌”と呼ばれるジャンルの楽曲。中学時代からレコード会社に注目されていただけに、透き通るような歌声はすでに堂々としたもの。また、ネットユーザーの間で話題なのが、今と変わらない顔かたち。濃い眉、意志の強そうな瞳は、現在と同じだ。

その後、フェイは香港の歌謡コンクールに出場して第3位に選ばれ、1989年にシャーリー・ウォン（王靖[雨/文]）の名前でデビュー。高い歌唱力とクールな美貌、不思議な存在感でカリスマ的な人気を集めた。2005年に中国の俳優リー・ヤーポン（李亜鵬）と2度目の結婚をし、出産を経て一時は引退状態に。2010年に復帰コンサートツアーを開催し、現在は家庭第一のスタイルで活動を続けている。（翻訳・編集/Mathilda）