がんによる死者数は年250万人=がん患者数、死亡率が急増する中国―中国メディア

Record China    2013年4月8日(月) 21時54分

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8日、中国新聞週刊は中国のがん患者数が急増していると報じた。6分に1人、新たながん患者がみつかっている計算となる。写真は浙江省紹興市。野菜卸売市場に隣接する川は真っ黒に汚れ、「墨汁河」と呼ばれている。

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2013年4月8日、中国新聞週刊は中国のがん患者数が急増していると報じた。

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全国腫瘤登記センター発表の「2012中国腫瘤登記年報」は驚くべき数字を伝えている。「中国では毎年、新たに350万人のがん患者が見つかっている。がんによる死者は約250万人」「中国全土で約6分に1人のがん患者が見つかっている計算で、7〜8人に1人はがんで死亡する」。

驚くべきはがん患者数は今なお増え続けているという点だ。全国腫瘤登記センターの陳万青(チェン・ワンチン)副主任は「今後10年、中国のがん発症率と死亡率は増加し続ける。2020年には毎年の死者数は300万人に、感染者数は660万人に達する」と予測している。

がんの多発は過去数十年間の社会発展が環境、人口構造、生活スタイルを変化させたことの結果である。新型肺炎(SARS)のように短期的な対策では解決することはできない。いち早くがん対策の国家戦略を打ち立てなければ、被害は今後数十年、子孫にまで及ぶことになる。(翻訳・編集/KT)

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