食事禁止になった北京地下鉄、まだ食べてる人がいた!―中国

Record China    2019年5月16日(木) 21時10分

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中国北京の地下鉄で15日、「車内での食事禁止」などを盛り込んだ乗車ルールの適用が正式に始まった。写真は北京の地下鉄。

中国北京の地下鉄で15日、「車内での食事禁止」などを盛り込んだ乗車ルールの適用が正式に始まった。だが、「初日からスムーズに浸透」とはならなかったようだ。

「15日午後のピーク時に1号線、5号線、6号線、10号線で取材した」という北京青年報によると、1時間余りの取材で見つけた違反者は2人。1人はおでん、もう1人はビスケットを食べていた。記者が乗客10人に話を聞いたところ、うち9人は「食べている人を見掛けた」と答えた。中には「朝の混雑時にニラの肉まんを食べている女性がいて…」と眉をひそめた人もいたという。

中国では、がまんできない地下鉄車内でのマナー違反として多くの回答者が「朝ごはんを食べること」を挙げ、ある女性は「肉まんは臭いがきつくて車内環境への影響はとても大きい。それに急ブレーキ時に食べ物が飛び散って他の人の服や車内を汚さないかと心配です」と訴えた。ルールを知らない人もいたが、取材に応じた全員が「(ルール導入に)大賛成」と答えたという。

この乗車ルールは中国で最近話題になった「座席占拠」の他、商品の売りつけなどの行為も禁止している。(翻訳・編集/野谷

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