ノーベル賞受賞作家の実家に殺到する観光客ら、壁やレンガの一部を“記念に”持ち帰る―中国メディア

Record China    2013年4月8日(月) 21時6分

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7日、昨年中国籍の作家として初のノーベル文学賞を受賞した莫言氏の実家を訪ねる観光客が後を絶たず、家族は困り果てているという。中には、莫言氏の実家の敷地から壁やレンガの一部を“記念に”持ち帰る者も少なくない。

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2013年4月7日、昨年中国籍の作家として初のノーベル文学賞を受賞した莫言(モーイエン)氏の実家を訪ねる観光客が後を絶たず、家族は困り果てているという。折りしも今月4〜6日は「清明節」と呼ばれる中国のお彼岸に当たり、三連休だったために1000人以上もの観光客が殺到した。京華時報の報道。

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莫言氏は先月30日、世界中の華人に最も影響を与えた人物を選出する「2012−2013 影響世界華人盛典」を受賞した際に、このことについて言及している。ノーベル賞受賞後、父親の住む実家(山東省高密市)を見物に訪れる観光客が後を絶たず、家族の生活に影響を及ぼしていることや、近隣の住民が機に乗じて観光客をあてこんだ商売をしていることなどを明かし、「皆さん、どうかもう私の実家を訪ねるのはやめてください」と、懇願している。

しかし、被害はこれだけにとどまらない。見物客の中には、莫言氏の実家の敷地から壁やレンガの一部を“記念に”持ち帰る者も少なくないという。(翻訳・編集/愛玉)

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