Record China 2013年4月9日(火) 13時4分
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8日、北朝鮮の若き指導者・金正恩第1書記が強硬姿勢を続けているが、そうした行動は叔母とその夫に背後から操られたものだと英メディアが指摘した。資料写真。
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2013年4月8日、香港の星島日報によると、若き指導者・金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の率いる北朝鮮が次々に挑発的な行動に出ているが、父・金正日(キム・ジョンイル)総書記の実妹である金敬姫(キム・ギョンヒ)と、その夫で金正日総書記の側近だった張成沢(チャン・ソンテク)の両氏が後見人として金正恩第1書記を背後から操っていると英メディアが報じた。
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英デイリー・テレグラフ紙は、金正恩第1書記が核保有の重要性を強調した3月31日の朝鮮労働党中央委員会全員会議において金敬姫・張成沢両氏が金正恩第1書記の両側に座っていたのは偶然ではないと指摘。朝鮮情勢は緊張の度合いを増しており、米国と韓国に対する核兵器による威嚇が行われている。
そうした強硬姿勢は軍における金正恩第1書記への不信感を払拭するためであり、金敬姫・張成沢両氏と朝鮮人民軍総政治局長の崔竜海(チェ・リョンヘ)の「三大巨頭」が金(キム)一族王朝を支える存在となって、若い金正恩第1書記のイメージアップ戦略の一環だと伝えられている。
しかし、英サンデー・タイムズ紙は韓国の専門家の分析を引用し、金正恩第1書記が現在はただの傀儡に過ぎないとしても、将来的に叔母とその夫の影響から脱し、自らの力で権力を掌握する可能性もあると指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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