韓流ドラマ、7つの「あるある」を打ち破った作品とは―中国メディア

Record China    2013年4月9日(火) 19時50分

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8日、マンネリを批判される韓流ドラマの7つの「あるある」を中国メディアが分析。それらを打ち破った作品を紹介した。写真は「製パン王 キム・タック」。

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2013年4月8日、中国でも人気の韓流ドラマだが、その内容はどれも似たり寄ったりで「マンネリ」だとの批判を受けがちだ。そんな韓流ドラマに共通する7つの「あるある」を打ち破った作品を解放網が紹介した。

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「あるある」その1

1日中、恋愛ばかりしていて、主人公たちがちっとも仕事をしない。何かあるとすぐ職場から飛び出して、どこかへ行ってしまう。だが2年ほど前から主人公たちも働きだした。その代表作は「金の化身」「7級公務員」。

「あるある」その2

シンデレラストーリーは「鉄板」。貧しい家庭に育った主人公が大富豪のイケメン御曹司にひょんなことから見初められる。彼には美人で金持ちの婚約者がいて、主人公にさんざん意地悪をする。だが結局は主人公が彼女に勝って、御曹司と結婚する。これを打ち破ったのは「がんばれミスター・キム」。主人公が男性になった。

「あるある」その3

第100話まで主人公はキスしない。それほど韓流ドラマは長い。それは視聴者のほとんどが主婦で、脚本も主婦が書いているからだ。しかし若者のテレビ回帰が始まるとテレビドラマも痩身化。週末の大河ドラマで50話以下、平日なら20話ぐらいに収めている。代表作は全16話の「広告の天才イ・テベク」。

「あるある」その4

宮廷内だけの時代劇。韓流ドラマではSF的要素を含んだものは少なかったが、最近ではタイムスリップ時代劇が増えている。時間を超えた恋愛ドラマが主流で、代表作は「イニョン王妃の男」「ナイン:9回の時間旅行」。

「あるある」その5

交通事故、三角関係、白血病。「韓流ドラマはこの3つで成り立っている」との定説があるほどお決まりの設定だが、ドラマ「会いたい」はもともと「殺人と復讐」という重いテーマを扱っているため、交通事故や病気などの小細工は必要なかったようだ。

「あるある」その6

知的より感情的。とにかく視聴者の情に訴える。だが「IRIS−アイリス−」は朝鮮半島問題を扱った社会派ドラマであり、視聴率約40%の大ヒット作品となった。現在放送中の続編「IRIS−アイリス−2」もヒット間違いなしといわれている。

「あるある」その7

泣くのはいつも女。しかし、「その冬、風が吹く」のヒロインは復讐に燃える強い女性で、泣いてばかりいるのは復讐相手の男性だ。また、「野王」では野心に満ちたヒロインが恋人を利用し、裏切っていく。かわいそうなのは残酷なヒロインに利用され続けた男の方だった。(翻訳・編集/本郷)

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