サポーターが車を包囲、警察も出動―浙江省杭州市

Record China    2007年4月8日(日) 10時25分

拡大

2007年4月7日、浙江省杭州市黄龍スポーツセンターで、サッカーの試合後、サポーターがアウェーチームの監督の車を包囲する事件が発生した。

(1 / 4 枚)

2007年4月7日、浙江省杭州市黄龍スポーツセンターで、サッカー中国スーパーリーグ第5節、浙江巴貝緑城対天津康師傅の試合が行われた。試合後、サポーターが天津康師傅のヤラヴィンスキー監督の車を包囲する事件が発生した。

その他の写真

きっかけはハーフタイムにあった。天津康師傅の控え選手・李星燦(リー・シンツァン)選手が何を思ったのか、浙江巴貝緑城サポーターに向かい、中指を突き立てて挑発した。チーム関係者により李選手はすぐにベンチに連れ戻されたが、サポーターの怒りは収まらなかった。

試合終了間際、1点ビハインドの浙江が懸命に攻めるも同点ゴールを挙げられず。逆に天津に決定的な3点目を許した。しかし3点目のラストパスはボールがエンドラインを越えていたとして、ホームの浙江サポーターの怒りは爆発した。試合後、駐車場前で天津チームのバスを待ち受けながら、「李を出せ!」と連呼。折り悪く天津チームの監督の車が出てきたため、サポーターは一気に詰め寄った。監督はスタジアムのオフィスに逃げ込んだが、何人かのサポーターが監督を追ってオフィスにまで入り込んだ。警官が駆けつける事態となったが、しかし幸いにも暴力行為にはいたらなかった。

中国サッカーリーグでは今回のような事件が多発し、人気低迷の一因になっている。挑発をした李選手にも、試合後に暴発したサポーターにも、反省と自重が求められる。(翻訳/編集・高口康太)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携