2013年4月15日、参考消息（電子版）によると、ここ10年余りで海外旅行に出かける中国人観光客は急増し、2012年には米国人やドイツ人観光客を上回る国際的な消費者となったが、中国人の行動は一般常識からかけ離れているなど各国で不満の対象ともなっている。そうした中、米CNNウェブサイトが11日に掲載した中国の海外旅行ブームに関する記事に多数のコメントが寄せられている。

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ある米国人は「もう慣れたが、中国人は怒鳴るように話し、割り込みも平気でする。中国人はがさつで他人のことなど気にも留めない。勝手に決めつけていると思うなら、1週間でも中国に行ってくればいい。思い直すはずだ」とコメントし、あるタイ人は「中国人はどの国の人よりもがさつだ」とコメントしている。

しかしその一方で、「毎年中国人観光客とつき合っているが、みんな穏やかでゆかしい人ばかりだ」というコメントや、「厳しい見方は中国人の間からも出ているが、大多数の中国人は人付き合いが良く、エチケットも心得ている」というコメントのほか、「『醜い米国人』と言われたように、取りざたされている非常識な行動は米国人にも当てはまる」というコメントも。

また、「結局のところ、お金があれば尊敬されるわけじゃないということだ。中国では40歳以上の人は金持ちほど尊敬の対象になるという思い込みを持っている人が多いが、若い人はもっと柔軟な考えを持っている」と指摘する人もいる。（翻訳・編集/岡田）