Record China 2013年4月17日(水) 13時28分
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16日、中国ではかなり以前から、市街や集合住宅の景観を損なう「小広告」と呼ばれる小さな張り紙広告が問題となっている。最近になって、中国人によるこうした迷惑広告がパリの地下鉄構内でも確認された。
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2013年4月16日、中国ではかなり以前から、市街や集合住宅の景観を損なう「小広告」と呼ばれる小さな張り紙広告が問題となっている。本来あってはならないところに無断で貼りつけられるこの小広告、貼りつけられる量が半端なものではないため、誰が見ても景観の邪魔になっているのは明らか。そして最近、この小広告がついに、“海外進出を果たした”と話題沸騰している。中国国営テレビ局・中央電視台(CCTV)の電子版が伝えた。
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中国の集合住宅の階段や廊下には、この小広告が頻繁に見られる。廊下や階段の1段1段にびっしりと貼られていたり、階段の裏側にまで進出している例もある。剥がしても剥がしても繰り返し新しいものが貼りつけられる、まさにいたちごっこだ。広告の内容はたいてい、「引越し運搬請け負います」「空き部屋貸します」「水回りや電気系統修理します」「家の鍵開けます」「エアコン設置代行します」といったものから「身分証偽造します」「性病治します」といったものが多い。
公共の空間も容赦ならない状況だ。地下鉄駅構内や街頭の電柱といったところはもちろんのこと、地下鉄車内のすべての吊革に、丸めた小広告が差し込まれているといったケースもある。そして、小広告にはチラシ状のもの以外に、「壁に油性ペンなどで直接書いてしまう」という荒技も存在する。たいていは宣伝したいサービスの名称と連絡先の電話番号を書いてあるだけのシンプルなものなのだが、この傍若無人な中国人の小広告が、パリの地下鉄構内にも登場したという。
「上門理髪(お宅に伺ってヘアカットします)」の漢字四文字と、連絡先の電話番号。どう見たって中国系の住人にしか解読できない小広告であり、これを書いた主も中国系としか思えない。
このニュースを見たあるインターネットユーザーの報告によると、パリの中国人居住区はすでにこのような小広告で溢れ返っているという。しかし、パリでは指定の場所に限り、こうした広告を張り出すことは許可されている。ところが、この“指定の場所”を守らない中国系住民が多いのが現状。もし見つかった場合は刑務所に収監されるケースすらあるという。(翻訳・編集/愛玉)
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